未成年者 people underage 2004 4 11
未成年者を商売の相手とする企業を、
どう評価するか、意見が分かれるところです。
たとえば、おもちゃ会社が、巨額の利益を得ていると、
投資家としては、単純に喜べないでしょう。
未成年者は、成人に比べて、判断能力が低いと言えるからです。
同じく、携帯電話会社についても、評価が分かれます。
たとえば、携帯電話会社が、巨額の利益を得ていると仮定します。
しかし、その巨額の利益のうち、
中学生、高校生、大学生の小遣いが、何割を占めているか。
この比率が低ければ問題ありませんが、
もし、高い場合は、投資家としては、単純に喜べないでしょう。
この前、個人投資家と、この問題を議論した時に、
「携帯電話は、18歳になってから」という規制を
設けるべきだったという意見が出ていました。
個人投資家というと、「お金儲け」というイメージがあるかもしれませんが、
個人投資家も、問題意識を持って、議論をします。